カントリーライフの田舎暮らし・別荘情報は京都府(南丹市京丹波)・滋賀県(大津市高島市琵琶湖地区)の中古別荘とログハウスを取り扱っています。

燃焼する薪ストーブの内部では、イラストのような化学反応が起っている。 これは、薪が完全燃焼するときの化学式で、乾燥が不十分な薪を燃やしたり、空気量が不足していたり、ストーブの状態が悪かったりするときは、この化学反応がうまく進まない。発熱量（カロリー）は基本的に一度に燃やす薪の量で決まる。水分の多い薪をチョロチョロ燃やせば、カロリーは上がらない。

煙突の空気の引きが悪いと、薪はなかなか、うまく燃えてくれない。なぜなら火室内に空気が入りにくくなるからだ。
外の気温が低く寒い日は煙突の空気の引きがよく、火室内に空気がたくさん送り込まれるので、薪が燃えやすくなる。また、暖かい日はその逆で、エア・コントロールを大きめに開いて、薪がよく燃えるようにする。
このことを知っておけば、火室内に送る空気の量を外気温に応じて変え、より効果的に薪を燃やすことができるのだ。煙突の引きが悪いときには、近くの窓を１～２cm開けただけでも一端たなびいた煙がスーとストーブの中に入っていき効果大。

薪ストーブを燃やしている途中、急用ができてしまった、そんなとき数時間の留守であれば、火を消してしまうのはもったいない。それまで燃やしていたおき火の上に、太い薪を５～６本、火室がいっぱいになるくらいまで組み上げる。そして、ダンパーとドアを閉じて、エア・コントロールはギリギリまで細く絞っておく。帰ってきてもおき火が残り、部屋は暖かい。

壁出し（図1・2）

総２階建ての一般住宅で屋根出しが難しい場合や、また既存の建物に後付けにする場合は、この方法を用いることが多い。壁出しの場合、ログウォールにセトリング対策を行わなければならない。

屋根出し（図3）

まっすぐ高く煙突を立ち上げることが容易なので、燃焼の効率を考えると一番いい方法。特に吹き抜けのある家には施工も簡単で最適だ。しかし、直接、屋根を貫通するので、しっかりとした雨じまいが必要だ。

チムニー付き（図4）

欧米で主に暖炉に多く用いられる方法。建物の外壁面に沿って煙道を設け、その中に煙突を通す方法で、安全性・耐久性ともに優れている。ただし、この場合もログハウスの場合は、セトリングを考慮した施工が必要。

棟から3m以内に設置される煙突は90cm以上屋根から高くする。また、棟から3m以上離れているときは、煙突の頂点から60cm下ろした場所で屋根からの水平距離で3m離す、という安全基準例。

初めてご使用になる時は必ず慣らし運転を…

着火してから3時間ほど燃やし、一度火を消し、冷えてからもう一度着火します。これを2～3回繰り返してください。（いきなり高温で焚くと、ひびが入ってしまうこともあります。）このようにすると、鋳鉄の膨張や収縮が繰り返され、安定してきます。その後は、毎日普通に焚いてください。

• 1.フロアプレート
• 2.ストーブジョイント（W筒用）
• 3.ダンパー付短直筒
• 4.断熱プロテクター
• 5.二重断熱煙突直筒
• 6.90エルボ
• 7.ウォールサポートSTD
• 8.メガネ石
• 9.シーリングカラーDX
• 10.T型筒
• 11.ウォールステー
• 12.エルボ
• 13.ハナカクシステー
• 14.ラウンドトップ
• 15.ロッキングバンド
• 16.雨仕舞角トップ
• 22.シーリングカラー フラット

• 17.フロアプレート
• 18.ストーブジョイント（シングル）
• 19.シングル直筒
• 20.スライド筒90°2角折掃除口付
• 21.スライドアダプター
• 22.シーリングカラー フラット
• 23.イン・ルーフサポート
• 24.シーリングカラー傾斜用
• 25.アウト・ルーフサポート
• 26.フラッシング
• 27.オールウェザートップ